将来のお金の不安は「金額」よりも「見通しが立たないこと」から生まれます。
完璧な計画はいりません。ざっくりでも一度見える化することで、決められることが増え、より精度の高い計画につながっていきます。
今回は、
✔ ライフプランって何を押さえればいいのか
✔ 無料で使える公的シミュレーター
✔ 自分で管理できる簡易シート
を順番に紹介します
① ライフプランは「考えるための地図」
いざライフプランを作ろうとすると、
不確定なことが多すぎて、手が止まってしまうことがよくあります。
でも、未来は当たらなくて当たり前。
まずは仮のイベント、仮の数字を置いていきましょう。
正確さより視点の抜け漏れがないか、が大事です。
特に押さえたいのはこの3つ
1. 大きなお金(教育・住宅・老後)
2. 働き方の変化(転職・時短・退職)
3. 家族の変化(子ども・介護)
ここを押さえるだけで、立派なライフプランになります。
② まずは公的ツールで全体像をつかもう
いきなり、自分でエクセルで作るのはハードルが高いので、
まずは既存の公的ツールを使うのがオススメです。
たとえば、金融庁のライフプランシミュレーターは、
- 無料・登録不要、ウェブ上で10分程度でできる
- 現在の状況を大まかに入力するだけで、将来の収支・資産残高をグラフで確認できる
- 商品を売りつけられたり、個人情報を悪用されたりする心配がない
というメリットがあります。
一方で、
- おおまかすぎて、ライフイベントの変化による収支変動が反映されない
- 運用利回りやインフレ率など、どのように入力したらよいか分かりづらい
- 入力内容と結果のデータ保存ができないので、一度作って終わりになりがち
というデメリットもあります。
とはいえ、無料で何度も条件を変えてやり直せるので、
転職後の収入増減や、子どもの教育費、運用成績など、気軽に試して色々比較してみましょう。
自分のイメージと違う結果がでて驚くこともあるかもしれません。
その他のおすすめ公的ツールとしては、
- 日本FP協会ライフプラン診断 →FPの簡易コメントつき
などがあります。
③ 簡易版ライフプランシートの作り方
もう少し、自分の状況を踏まえて、詳細な条件を加味したライフプランをつくりたいと思ったら、自分でエクセルなどで作成してみるとよいでしょう。
内容は、年齢/家族イベント/大きなお金の動き だけでOK。
作成していくと、
子どもの大学進学時に現金が不足する
→奨学金も視野に入れよう
→車の買い替えの頻度を減らそう
老後資金に不安が残る
→早期退職をせずに再雇用を目指そう
→資産運用をはじめてみよう
など、なんとく対策が見えてきます。
はじめのうちは、病気やリストラなど想定外の出来事は考えなくてOKです。
余裕がでたら、万一の場合のシミュレーションを検討しましょう。
④ ライフプランは定期的に見直そう
作ったライフプランはつくりっぱなしにせず、是非定期的に見直しましょう。
年末や誕生日など、タイミングを決めておくのがオススメです。
転職や出産、住宅購入など、状況が大きく変わった場合だけ書き直せば大丈夫です。
思ったより資産が増えていて、「これならもっと旅行予算を増やせそう」など、
将来の不安が減ることで、貯めるだけでなく今を充実させることに使うことができるかもしれません。
ライフプランは、将来のためだけじゃなく
今の判断を楽にするための道具
なのです。
まとめ
将来のお金は、考えないほど不安が大きくなります。
一度ライフプランを作ると「今やること」と「今やらなくていいこと」がみえてきます。
将来を完璧に決めなくていいんです。見通しを持つだけで、暮らしは少し楽になります。

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