――家計の常識が通用しない人たち
多くの人にとって、お金の役割はこうです。
- 収入を安定させる
- 極力、支出を減らす
つまり「守ること」が最優先。
家計管理の文脈では、これはとても正しい考え方です。
でも、事業家タイプは違います。
稼ぐ1点突破タイプの人たちは、
お金をまったく別のものとして扱っています。
彼らにとってお金は、
お金=拡張装置(レバレッジ)
- 貯めると「止まる」
- 使うと「次が生まれる」
という感覚が、すでに身体化しています。
事業家タイプは「生活」と「事業」の切り分けが大切
このタイプの人が必ずやっているのが、
生活は固定費化
事業は変動費化
という切り分けです。
生活側の考え方
- 生活費はほぼ固定
- 生活水準をむやみに上げない
- 不安は「生活防衛資金」で処理
生活で博打は打ちません。
ここは徹底して守りです。
事業側の考え方
- 稼ぎは再投資前提
- 学習・人・仕組みに即投入
- 回収は「個別」ではなく「事業全体」で見る
生活で冒険しないからこそ、
事業で全力を張れる。
この構造が成立します。
事業家タイプが「貯金がない人」に見える理由
誤解されやすい点ですが、
このタイプの人たちは、一見すると
- 貯蓄が少ない
- 収入が不安定
- 支出が攻めすぎ
に見えます。
家計管理の視点で見れば、
かなり危なっかしく映るでしょう。
でも、実際に貯めているものが違います。
彼らが蓄積しているのは、現金ではありません。
- スキル
- 人脈
- 信用
- 仕組み
- 実績
これらは、
- 売上が一時的に落ちても残る
- 再現性を持つ
- 次の収入につながる
現金以外の資産です。
そのため、
稼ぐ構造があり
投資回収率が高い
という前提がある場合、
見かけほど危険ではないケースも少なくありません。
事業家に向いている人・向いていない人
ここで、はっきりラインを引いておきます。
本当の意味での事業家は、私のブログのアドバイス対象ではありません。
すでに、
- 自分で判断し
- 自分で回収し
- 自分で責任を取っている
人たちだからです。
- 組織に属している
判断を一人で抱えない
稼げても稼げなくても給料は安
雇用も基本的に安定
という、強力な安全装置の上にいます。
最近は独立や起業を勧める風潮もありますが、
副業ならともかく、事業家には明確に向き不向きがあります。
✔ 事業家に向いている人
- 判断が速い
- 失敗からの回復が早い
- 不安より好奇心が勝つ
- 生活の最低ラインを守れる
✔ 事業家に向いていない人
- 生活費の不安が大きい
- 家計と事業を混ぜてしまう
- 回収設計を考えずに使う
- 自律力が弱い
まとめ|事業家タイプは「貯めない人」ではない
稼ぐ1点突破タイプは、
「貯めない人」ではありません。
- 生活は守り切り
- 事業には全力で賭ける
人たちです。
家計の正解と、事業の正解は違う。
そして、それを混ぜないことが、この生き方の最低条件です。
そして、正直に言って誰もが向いている生き方ではありません。これから目指す人は、自分に本当にその資質があるか、きちんと自問することをおすすめします。


コメント