―「思っていたよりかかる」は、だいたい想定外のところにある―
教育費の話というと、
「大学が一番お金がかかる」
「中学受験をするかどうか」
といった大きなイベントに目が行きがちです。
でも実際に家計を圧迫するのは、
✔ 小さな支出の積み重ね
✔ 「今はまだ大丈夫」と思っていた時期
だったりします。
ここでは、年齢別に
- その時期に出やすい支出
- 思っていたよりかかるポイント
- 貯めどき・使いどきの勘違い
- 家計が詰まりやすいタイミング
を整理していきます。
幼児期(0〜5歳)
その時期に出やすい支出
- 保育料・給食費
- 習い事(英語、リトミック、体操など)
- ベビーカー・自転車・安全グッズ
- 写真・イベント費(七五三、発表会など)
「思っていたよりかかる」ポイント
1つ1つは高額でなくても、
「月1万円前後」がいくつも重なりやすい時期です。
特に習い事は、気づくと固定費化しがち。
貯めどき・使いどきの勘違い
「まだ小さいから今が貯めどき」と思われがちですが、
実際には出費が多く、貯まりにくい家庭も多い時期です。
家計が詰まりやすいタイミング
- 下の子が生まれたとき
- 育休明けで収入が完全に戻らない時期
小学生(6〜11歳)
その時期に出やすい支出
- 学校関連費(教材、PTA、行事費)
- 習い事のレベルアップ(回数増・月謝増)
- 塾・通信教育
- 友達付き合いの出費(誕生日、レジャー)
「思っていたよりかかる」ポイント
塾や習い事が増え、教育費がじわじわ増えるのがこの時期。
家計に大きな衝撃はない分、
「気づいたら余裕がなくなっている」ケースが多いです。
貯めどき・使いどきの勘違い
「小学生のうちに一気に貯めよう」と思っても、
実際には習い事・塾で思ったほど貯まらないことも。
家計が詰まりやすいタイミング
- 中学受験を意識し始めたとき
- 習い事と塾が並行し始めたとき
中学生(12〜15歳)
その時期に出やすい支出
- 塾代(ほぼ必須化)
- 部活関連費(遠征、用具)
- スマホ・通信費
- 被服費の増加
「思っていたよりかかる」ポイント
塾代が一気に家計の主役になります。
しかも「やめにくい」「削りにくい」支出。
貯めどき・使いどきの勘違い
「高校は公立だから大丈夫」と思っていると、
この時点で貯蓄が減り始める家庭も少なくありません。
家計が詰まりやすいタイミング
- 受験期が重なる年
- 兄弟が同時期に塾通いになるとき
高校生(16〜18歳)
その時期に出やすい支出
- 授業料・教材費
- 通学費
- 塾・予備校
- 受験費用(検定・受験料)
「思っていたよりかかる」ポイント
公立でも「完全に無料」ではありません。
さらに大学受験対策で、支出がピークに近づく時期です。
貯めどき・使いどきの勘違い
「高校生になったら落ち着く」は誤解。
むしろ教育費と生活費が同時に重くなる段階です。
家計が詰まりやすいタイミング
- 受験が長期化したとき
- 私立併願が増えたとき
大学生(18〜22歳)
その時期に出やすい支出
- 学費(入学金・授業料)
- 仕送り・生活費
- 一人暮らし初期費用
「思っていたよりかかる」ポイント
金額の大きさだけでなく、
一気に支払いが集中することが最大の負担です。
貯めどき・使いどきの勘違い
「なんとかなるだろう」で迎えると、
奨学金=借金という形で後から効いてくることも。
家計が詰まりやすいタイミング
- 入学直後
- 兄弟が同時に大学生になるとき
まとめ|教育費は「いつ・いくら」より「重なり方」
教育費に正解はありません。
ただ、多くの家庭が苦しくなるのは、
高いからではなく、
重なる時期を想定していなかったからです。


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